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【イベントレポート】「フィジカルAIを目的化してはいけない」——現場実装の勝算はどこにあるか
現実世界を認識し、判断し、機械の身体を動かすーー「フィジカルAI」は、生成AIが情報の世界にもたらした変化を、工場や倉庫といった物理の現場へ持ち込もうとしています。 2026年8月4日、MIRAI LAB PALETTE(以下、PALETTE)で開催された「フィジカルAI共創プログラム【DAY1】」には、製造、物流、建設などの現場を持つ約100名が集まりました。技術の可能性ではなく、現場実装の勝算はどこにあるのか。登壇者が語った現在地を報告します。 「出会い」と「自分ごと化」——実装を阻む二つの壁 ネットワンシステムズ株式会社 ビジネス開発本部 イノベーション推進部 部長 門脇広平さん 冒頭に立った主催のネットワンシステムズの門脇広平さんは、企業がフィジカルAIの検討を進める際に直面する壁を、二つに整理しました。 一つ目は「出会いの壁」です。現場に深いペインを抱えるユーザー企業と、最新の技術を持つAI・ロボティクス企業が、本音で議論しマッチングする場が決定的に不足しています。二つ目が「自分ごと化の壁」です。展示会やセミナーで先進事例に触れても、自

MIRAI LAB PALETTE 運営事務局
16 時間前


文化は、都市の余白から生まれる――日欧の文化関係者がPALETTEに集った「Meet Up ECoC! 2026」
2026年7月15日、MIRAI LAB PALETTE(以下、PALETTE)にて、EU・ジャパンフェスト日本委員会主催、住友商事株式会社・PALETTE共催による「Meet Up ECoC! – Face to Face – 2026 in Tokyo」が開催されました。「アート×都市×経済――新たな共創の可能性に出会う一日」をテーマにした当日の様子と、同委員会事務局次長・古木治郎さんへのインタビューをあわせてレポートします。 文化と経済をつなぐ一日が、大手町から始まった 「欧州文化首都(European Capital of Culture、以下ECoC)」は、1985年からヨーロッパ各地で毎年開催されている国際文化事業です。欧州文化首都に選ばれた都市では、開催年に現代アートや音楽、建築など数百に及ぶ文化プロジェクトが展開され、日本を含む世界各国のアーティストが参画しています。本イベントは、2026年から2030年にかけて開催されるECoC 10都市の代表者と、日本で活躍する文化・芸術関係者が直接顔を合わせるマッチングイベントであり、午前中


移動の「その先」を探そう──JALとPALETTE会員による共創ワークショップが生んだもの
移動の価値とは何なのかーー日本航空株式会社(JAL)が2024年に立ち上げた「関係・つながり創造部」は、人が地域に何度も通いたくなる関係そのものを事業にしようとしています。 2026年6月2日、同部はMIRAI LAB PALETTE(以下、PALETTE)で共創ワークショップを開きました。集まったのは、メーカーの担当者もいれば、地方自治体の職員も、離島でドローンスクールを営む人もいるという多種多様な顔ぶれ。台風6号が接近するなか、日本各地から25名が足を運びました。 企画から当日まで共にしたソリューション営業本部 関係・つながり創造部 戦略グループの伊藤翔次郎さん、栗原涼太さん、PALETTEコミュニティマネージャーの鎌北雛乃に、「PALETTE流共創」の舞台裏を伺います。 ワークショップの概要 会場はPALETTEのイベントスペース、開始は夕刻の18時半。招待制で25名が参加しました。前半は、JALが事業構想と自社のアセット、そして現在抱えている課題を率直に共有するインプットセッションに充てられます。 後半で使われたのが、クリエイティブマトリ
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