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【イベント開催レポート】"デザイン" vs "アート" の考え方から解く、多様な個が持ち味を相乗し合う、これからの「DE&I」と「協働福祉」


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2025年4月15日、住友商事株式会社が東京 大手町にて運営を行うオープンイノベーション施設

「MIRAI LAB PALETTE」にて、世代、業種、障害の有無などさまざまな枠を超えた”協働型”のデザイン会社、株式会社ニューモア代表・宮島依子氏をゲストに迎えたトークイベントが開催されました。


アートとデザインの違いや共通点を探りながら、多様性を尊重した協働のあり方について、参加者とともに考える時間となりました。



トークセッション:「地域での多様性にあふれたアートとデザインの取り入れ方」


トークセッションの様子
トークセッションの様子

宮島氏からは、障害福祉との協働を通じたデザインプロジェクト「想造楽工」の取り組み紹介や、宮島氏自身がこれまで歩んできたデザイン/アートの道筋や経験、そしてプロジェクトを立ち上げた想いなどをお話いただき、後半には、アートとデザインが混同されがちな現場での課題、そしてそれぞれの特性を活かすための “見立て” や “対話” の重要性が語られました。


実際のコラボ事例として、障害福祉施設と取り組むプロダクト開発やイベント運営が紹介されました。


障害福祉施設の中には、「既成概念に捉われず、人の心を掴む独自の表現で良い絵を描く人」が多い一方、アートの金銭的な壁を超えるハードルが高い場面も多く、そこに、想造楽工が介在してデザインのサポートを加えることで、金銭的な壁を飛び越えることができた事例も紹介いただき、登壇者同士の会話では、「想造楽工の取り組みは、ダイバーシティ、インクルージョンだけでなく、エクイティの観点も取り入れられた事業だね」という言葉を飛び交いました。



展示・交流タイム


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会場には、想造楽工と障害福祉施設によるプロダクトの展示・販売スペースも設置され、参加者が実際に手に取ることで、参加者同士の活発な意見交換も見られ、コミュニティの新たなつながりが生まれる場となりました。



まとめ


本イベントは、創造の現場における多様性の受容と対話の価値を再認識する機会となりました。MIRAI LAB PALETTEでは今後も、価値観を広げる出会いや学びを提供していきます。



MIRAI LAB PALETTE ラボ長 - 志津 由彦 メッセージ


今回のイベントでは障害福祉とデザインを掛け合わせ、慈善事業ではなくビジネスとして展開されるという、現実的でサステナブルな取り組みをお伺いでき、学ばせて頂くことが多かったです。MIRAI LAB PALETTEでは引き続き様々なオープンイノベーションの取り組みを進めてまいります。




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